舌がんの放射線治療の際、口内に取り付け、放射線による副作用を防ぐ器具を開発し、臨床応用に成功したと大阪大の村上秀明准教授(歯科放射線学)のチームが16日発表した。成果は米オンライン科学誌に発表した。
これまでは、周辺の歯肉や顎の骨まで傷めてしまうなどの副作用が懸念され、切除手術が選択されることが多かったが、安全な放射線治療につなげられるという。
器具はマウスピース状の樹脂製で、舌と下の歯の歯茎の間などに固定する。
舌がんの放射線治療の際、口内に取り付け、放射線による副作用を防ぐ器具を開発し、臨床応用に成功したと大阪大の村上秀明准教授(歯科放射線学)のチームが16日発表した。成果は米オンライン科学誌に発表した。
これまでは、周辺の歯肉や顎の骨まで傷めてしまうなどの副作用が懸念され、切除手術が選択されることが多かったが、安全な放射線治療につなげられるという。
器具はマウスピース状の樹脂製で、舌と下の歯の歯茎の間などに固定する。