エンタメ、心の処方箋(第5回)

矢沢永吉と言う一つのプラネット。

「俺はかわまないけど、ヤザワはどうかな?」

矢沢永吉。2015年9月6日の日曜日、六年ぶりに東京ドームの舞台に立ちます。

そんな矢沢永吉、えーちゃん、歯医者さんに関するエピソードは、あの伝説のエッセー「成り上がり」に出てきます。
歯というか、歯茎が腫れて難儀しましたが、ようやく歯医者に治してもらえた話。
あのエッセー自体は、糸井重里さんが、インタビューし、原稿に起こしたらしいですが、えーちゃんの良いところがとてもよく出ています。
そんなえーちゃんの冒頭の言葉、最もえーちゃんらしい言葉として紹介します。
個人的にはOKだけど、えーちゃんファン、あるいはフランドとして、えーちゃんの行動として、どうかな?というニュアンス。
それを端的にあらわしています。

えーちゃんは、元々とにかくオリジナルあふれるわかりやすいキャッチーな言葉でファンを魅了してきました。
その姿勢は変わりません。

また、松田聖子とは、また違った意味で自己プロデュース力の塊です。

とにかくプロモーションがうまい。ニューアルバムの宣伝なんかそれ自体が一つの芸。

そんなえーちゃんの東京ドーム、今回は、WOWOWで生中継。
願ったりかなったりです。

今回は、ニューアルバムではなく、オールタイムベストⅡがリリース後ですから、セットリストもオールタイムベスト的になることが期待されます。

歌はもちろん素晴らしいですが、ここ10年ぐらい、MCがますます良い感じ。肩の力が抜けて、笑いも増え、名人芸の域。

素直に楽しみたいと思います。

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