第10回「ありのままの紅白」
前回のコラムを受けて紅白です。
39パーセントの視聴率をネガティヴにとらえた報道が多かったですね。
たしかに40パーセントを切りました。
ただ、これは上出来だったのでは。
前にも言いましたが、とにかく2015年は、ヒット曲なし、あまちゃんのような話題もなし。
そこで超ビックなスターを出すわけでもなく、バイアスをかけない、通常モードのみの紅白でした。
これは大英断。
しかも報道によると、一部の要求過多等の候補者は、ばっさり切ったり、目に見えない大英断は、水面下では、例年以上にあったようです。
このギアチェンジは、次回の紅白にも好影響をあたえると思います。
目玉賞品がなくても39パーセント。
大したサプライズかなくても39パーセント。
足元を見られない紅白。
このヒット曲不作の年をなかなかうまく利用したのではないでしょうか。