レディガガの隠れた三連覇達成
スーパーボールでの国歌斉唱、グラミー賞におけるデビッドボウイ追悼パフォーマンス、そしてアカデミー賞授賞式における歌曲賞のパフォーマンス。
いずれも毎年2月に行われますが、その三つに、同じ年にパフォーマンスして、しかもいずれも高評価だったひとを私は初めて観ました。
ガガ、立派な国民的歌手です。
で、その原点は、となると、数年前に行ったトニーベネットとのスタンダードナンバーのレコーディングだったと思います。
フランク・シナトラが大当たりをとったデュエットシリーズですが、トニーベネットは、レディガガとだけのデュエットアルバムを出しました。
これまた大評判だったわけですが、今となって振り返るとむしろレディガガにとって成果は大きかったようです。
と言うのも、これが次に、去年のアカデミー賞でのオリジナルのジュリーアンドリュースを前に行った映画サウンドオブミュージック製作50周年記念パフォーマンスに繋がります(彼女は、このパフォーマンスの歌唱のために5ヶ月練習したそうです)。
ナチュラルメークで清楚に歌った彼女のパフォーマンスは、大成功でした。
このホップ、ステップがあっての今年の大ジャンプ。
いずれも見応えありました。
特にデビッド・ボウイの追悼パフォーマンスをジギースターダストをモチーフに行ったのは、圧巻。
限られた時間の中でたいへんだったと思います。だいたい誰も自信ないからオファーを受けないでしょう。デビッド・ボウイ追悼で彼の代表曲を歌うなんて。受けただけでも大したものです。
そう言った偶然もあってのガガ、1か月で三連覇、でした。
意外と前人未到の記録かも。