小児矯正、選択肢広がる 早期相談で体の負担減

 歯をワイヤなどの金具で固定し、歯並びを良くしていく歯科矯正。永久歯が生えそろってからの治療が一般的だが、近年は乳歯から永久歯に生え替わる時期の6〜12歳頃から始める「小児(前期)矯正」が注目されている。永久歯がバランスよく生えるスペースをつくるため、目立ちにくい歯の裏側から矯正する装置や、取り外し可能な器具を使用するなど、選択肢も広がる。顎(あご)の骨が軟らかいうちに治療するため、大人に比べて痛みも軽減できるという。(豊田善史)■県内でも治療 豊見城市内の女児(10)は、9歳の時に器具の取り外しが可能で矯正が目立たない「床(しょう)矯正」を始めた。母親(40)は「自分で外してしまうことも多く…[記事全文]

2015/5/03 10:35  【沖縄タイムス】

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